中1で成績が下がったときの勉強法
中1で成績が下がったときの勉強法|中学1年生が成績を上げるためにやるべきこと
「中学生になってから成績が下がった」
「小学校では勉強に困っていなかったのに、中1になって定期テストの点数が悪くなった」
「家で勉強しているのに、なかなか成績が上がらない」
中学1年生になると、このような悩みを持つ生徒や保護者が増えてきます。
中1で成績が下がったからといって、すぐに「勉強が苦手になった」と考える必要はありません。
小学校と中学校では、授業の進み方や勉強量、テストの難しさが大きく変わります。
そのため、中学校の学習に合った勉強法へ切り替えられていないことが、成績が下がる原因になっている場合があります。
中1の段階で勉強方法を見直すことができれば、その後の中学校生活で成績を伸ばしていくことは十分可能です。
ここでは、中学1年生で成績が下がったときに確認したい原因と、具体的な勉強法について解説します。
◎中1で成績が下がるのは珍しいことではない
中学1年生になって成績が下がることは、決して珍しいことではありません。
小学校のテストでは80点や90点以上を取れていた生徒でも、中学校の定期テストでは60点、50点台になることがあります。
その大きな理由の一つが、学習内容の変化です。
中学校では、小学校よりも授業のスピードが速くなります。
さらに、5教科を中心に覚える内容も増え、定期テストでは広い範囲から問題が出題されます。
特に中1の最初は、英語や数学などで新しい考え方が一気に増えるため、戸惑う生徒も少なくありません。
大切なのは、点数が下がったことだけを気にするのではなく、「なぜ下がったのか」を確認することです。
原因が分かれば、必要な勉強法も見えてきます。
◎まずは「なぜ成績が下がったのか」を確認する
中1で成績が下がったときは、いきなり勉強時間を増やすのではなく、まず原因を分析しましょう。
例えば、
・学校の授業についていけていない
・家庭学習の時間が少ない
・勉強方法が分からない
・学校ワークを十分にやっていない
・英単語や漢字などの暗記が不足している
・計算ミスが多い
・テスト前に勉強が終わっていない
など、さまざまな原因が考えられます。
特に注意したいのが、「勉強時間は長いのに成績が上がらない」というケースです。
この場合は、勉強量ではなく勉強方法に問題がある可能性があります。
例えば、教科書を何度も読むだけでは、実際に問題を解く力が十分に身につかないことがあります。
「読む」「覚える」だけでなく、「問題を解く」「間違いを直す」まで行うことが重要です。
◎学校の授業を理解することから始める
中1で成績を上げるためには、学校の授業を大切にしましょう。
定期テストは、基本的に学校で習った内容を中心に出題されます。
そのため、塾の難しい問題集に取り組む前に、学校の教科書やノート、ワークを確認することが大切です。
授業中に分からなかった部分があれば、そのまま放置しないようにしましょう。
その日のうちに教科書を読み直したり、問題を解き直したりすることで、理解できていない部分を早めに発見できます。
「授業では何となく分かったけど、自分で問題を解くと分からない」という場合もあります。
そのため、授業を聞くだけで終わらせず、自分で問題を解く時間を作ることが大切です。
◎中1数学は計算問題を確実にできるようにする
中学1年生の数学では、正負の数、文字式、方程式など、今後の数学につながる重要な単元を学びます。
ここでつまずくと、中2・中3の数学でも苦労する可能性があります。
数学の成績が下がった場合は、まず基本的な計算問題を確認しましょう。
特に、
「途中式を書かない」
「符号を間違える」
「計算を急ぎすぎる」
といったミスが多い場合は、正しい解き方を身につける必要があります。
問題を解いたら、答え合わせをするだけではなく、間違えた問題をもう一度解き直しましょう。
同じタイプの問題を繰り返し練習することで、少しずつ計算力が安定してきます。
難しい問題に挑戦する前に、まずは基本問題を確実に正解できる状態にすることがポイントです。
◎中1英語は英単語と基本文法を徹底する
中学1年生で特に差がつきやすいのが英語です。
英語では、英単語や基本文法を覚えることが重要になります。
単語が分からなければ英文の意味を理解できません。
また、be動詞や一般動詞などの基本的な文法を理解していないと、その後の英語学習でもつまずきやすくなります。
英単語は一度に大量に覚えるのではなく、毎日少しずつ繰り返しましょう。
例えば、10~20個程度の単語を覚え、翌日にもう一度確認します。
さらに数日後、1週間後にも復習します。
一度覚えたつもりの単語でも、時間が経つと忘れてしまうことがあります。
そのため、「覚える→確認する→忘れたものを覚え直す」という繰り返しが重要です。
文法についても、問題を解くだけでなく、英文の意味や語順を理解するようにしましょう。
◎学校ワークは1回で終わらせない
中1の定期テスト対策では、学校ワークを繰り返し解くことが効果的です。
1回目は、問題を解きながら苦手な部分を見つけます。
2回目は、間違えた問題を中心に解き直します。
さらに余裕があれば3回目にも取り組み、何も見ずに解けるか確認しましょう。
重要なのは、ただページを進めることではありません。
「答え合わせをしたら終わり」ではなく、間違えた問題をできるようにすることが目的です。
特に定期テスト前には、学校ワークの問題を自力で解けるか確認しておきましょう。
できない問題に印をつけておけば、限られた時間で効率よく復習できます。
◎中1の定期テストは2週間前から準備する
中学1年生のうちは、定期テストの勉強スケジュールを自分で作ることにも慣れていきましょう。
おすすめは、テスト2週間前から準備を始めることです。
まずテスト範囲を確認し、5教科の勉強内容を整理します。
最初の1週間は、学校ワークを中心に一通り問題を解きます。
テスト1週間前になったら、間違えた問題の解き直しを始めます。
テスト直前には、英単語、漢字、理科・社会の重要語句など、暗記内容を確認します。
このように、
「テスト範囲を確認する」
↓
「学校ワークを解く」
↓
「間違えた問題を解き直す」
↓
「暗記内容を確認する」
という流れを作ることが大切です。
テスト前日にすべてを覚えようとするのではなく、早めに準備することで気持ちにも余裕が生まれます。
◎毎日30分でも勉強する習慣を作る
中1で成績が下がった場合、いきなり毎日3時間勉強する必要はありません。
まずは、毎日勉強する習慣を作ることから始めましょう。
例えば、学校から帰った後に30分だけ勉強する方法でも構いません。
数学の問題を数問解く。
英単語を覚える。
学校の授業で習った内容を復習する。
宿題を終わらせた後に学校ワークを進める。
このような小さな積み重ねが、成績アップにつながります。
特に中学1年生では、「毎日勉強する」という習慣そのものを身につけることが重要です。
中2、中3になると学習内容がさらに難しくなるため、中1のうちに家庭学習の習慣を作っておきましょう。
◎できなかった問題を「できる問題」に変える
成績を上げるためには、新しい問題をたくさん解くことよりも、間違えた問題をできるようにすることが大切です。
例えば数学で10問中5問間違えた場合、その5問を放置して次の問題へ進んではいけません。
なぜ間違えたのかを確認し、解き方を理解したうえでもう一度解きます。
翌日にも再度解いてみて、自力で正解できれば、その問題は少しずつ自分の力になっています。
この「間違える→原因を確認する→解き直す→もう一度確認する」というサイクルを繰り返しましょう。
勉強とは、できる問題を増やしていくことです。
苦手な問題から逃げず、一つずつ克服していくことが成績アップへの近道になります。
◎中1で成績が下がったら「勉強時間」より「勉強方法」を見直す
中1で成績が下がったとき、「もっと長い時間勉強しなさい」と言うだけでは、問題が解決しないことがあります。
重要なのは、今の勉強方法が自分に合っているかを確認することです。
例えば、毎日1時間勉強しているのに数学の点数が上がらないのであれば、数学の勉強内容を見直してみましょう。
英語の点数が低いのであれば、英単語や文法の復習が不足していないか確認します。
理科や社会なら、暗記した内容を問題演習で確認できているかチェックします。
教科ごとに原因を考えることで、必要な勉強が明確になります。
◎中1で成績が下がったときは早めに対策する
中学1年生で成績が下がった場合、できるだけ早く対策を始めることが重要です。
「まだ中1だから大丈夫」と考えていると、苦手が積み重なってしまうことがあります。
特に数学と英語は、前の単元を理解していることが次の単元を学ぶための土台になります。
分からない部分があれば、そのままにせず、できるだけ早く復習しましょう。
また、定期テストの点数だけではなく、学校の授業についていけているか、宿題をきちんとできているか、家庭学習の習慣があるかも確認してください。
中1の早い段階で勉強方法を改善できれば、中2・中3になってからの学習も進めやすくなります。
◎中1で成績を上げたいなら個別指導もおすすめ
中学1年生は、一人ひとり勉強のつまずく場所が違います。
数学の計算でつまずいている生徒もいれば、英単語が覚えられず英語が苦手になっている生徒もいます。
また、「勉強のやり方が分からない」ということ自体が成績低下の原因になっている場合もあります。
個別指導塾では、生徒の現在の理解度を確認しながら、一人ひとりに必要な勉強を進めることができます。
数学なら、つまずいた単元まで戻って復習する。
英語なら、英単語や基本文法から確認する。
定期テスト前なら、学校ワークを中心にテスト範囲を仕上げる。
このように、自分の苦手に合わせて勉強できることが個別指導のメリットです。
中1で成績が下がったからといって、焦る必要はありません。
大切なのは、成績が下がった原因を見つけ、今の自分に合った勉強法へ切り替えることです。
学校の授業を大切にし、学校ワークを繰り返し、間違えた問題を一つずつできるようにしていきましょう。
さらに、毎日少しずつ勉強する習慣を身につけることで、定期テストの点数だけでなく、これからの中学校生活で必要な学力も身につけられます。
「中1になって成績が下がった」と感じたら、次のテストを待つのではなく、今日からできる勉強法を一つずつ始めてみましょう。
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