【合格発表後】毎年新高1生に伝えること
【合格発表後】毎年新高1生に伝えること
本年度の高校入試が選抜Ⅱの合格発表を以て、ほぼほぼ終わりました。
毎年この時期になると、うれしい思いをする人、悲しい思いをする人が出てしまいます。
どうしても結果を受け止められず、勉強へのやる気が無くなってしまう人がいることも事実です。
そこで、生徒のみなさんに伝えるのは「『合格した、合格しなかった』で終わらないでください」、ということです。
不合格になりたくてなった人は、ほとんどいません。大多数の人が合格を目指して、懸命に努力した結果です。
とは言え、中学受験を経ていない公立中学生にとっては人生で最初の受験となったわけです。
合格できなかった人は、何か自分を否定されたような排斥感を受ける人もいるかもしれません。
あと少し勉強しておけば・・・、もっと前から頑張っておけば・・・。
そんな想いは、今だと限りなく出てくるでしょう。もう少しできたかもしれない、そう思ってしまうのは当たり前の感情です。
しかし、これで勉強が終わったわけではありません。人生が決まったわけではありません。
人生という長いマラソンのほんの最初の給水所が済んだくらいの話です。
次へのスタートを切るタイミングは、今からもこれからも幾度となくあります。
少しでも後悔があった人、高校からもっと頑張ろうと思っている人。
今日からが新たなスタートの日です。
さあ、一緒に頑張りましょう。